消費者と生産者の間を取り持って、商品やサービスを生産者から消費者へ円滑に移転させる働き。具体的には、生産者と消費者の間に入る卸売り業者や小売店などを指す。流通には、場所的に離れている生産者から消費者へ商品を輸送する機能や、商品が生産されてから消費されるまでの間保管する機能がある。その他、流通業者からは広告や商品に関する情報が発信されるので、流通には情報伝達機能もある。日本の流通の特徴として、多数の零細な小売業者、多段階の卸売業者などがあげられる。また生産者と流通業者との長年の取引から生じた慣行が流通機構を複雑にしていると外国から批判されている。一方で、1960年代のスーパーマーケットを初めとして、1980年代以降のコンビニ、ディスカウントストア、無店舗販売の出現など流通の世界も日々変化している。