板寄せ方式とは、立会取引の寄付きの値段(「始値」)や、売買が中断された場合の再開後最初の値段、また立会終了時の値段(「引け値」又は「終値」)などを決定する際に用いられる値段の付合わせの方式のことです。従来、寄付き等の値段を決めるときには、才取会員が呼値のすべてを注文控(「板」)に記載し、その上で付合わせを行っていました。そのため、板寄せ方式と呼ばれています。現在では、この方式がコンピュータ・システムの中に取り入れられています。板寄せ方式では、売呼値(うりよびね)と買呼値(かいよびね)の優先順位の高いものから順次対当させ、数量的に合致する値段を求め、この値段を単一の約定値段として売買を成立させます。なお、始値の決定の際には、すべての注文は同時に行われたものとして、時間優先の原則は適用されません。