株式分割とは、発行済株式数を細分化し、株式数を増やすことです。単純な株式分割は、単に1株を2株というように分割するだけでなので、会社の資本金は変わりません。会社の利益が向上し高株価になると、最低購入価額が大きくなり、その会社の株式が買いにくくなります。そのため、誰もが買えるような株価に引き下げるため株式分割が行われます。株式分割には、単純な分割のほかに、会社の法定準備金や利益を資本に組み入れて行うものがあります。従来、法定準備金(資本準備金・利益準備金)や額面超過額を資本に組み入れて新株を発行することを無償交付といい、利益を資本に組み入れて新株を発行することを株式配当といっていました。しかし1991年4月以降は、単純な分割を含めてすべて法律上株式分割と呼ぶようになっています。このような資本組み入れによる株式分割では、帳簿上の振替によって会社の資本を増加させるため、外部からの払込みを求めることはありません。