コールとは、金融機関や証券会社間の短期資金の貸し付け、借り入れのことをいいます。その期間はごく短期であり、「呼べば返る」ということでコールという名で呼ばれています。こうした短期資金の貸借市場のことをコール市場といい、その参加が金融機関に限定されるインターバンク市場の代表的な取引です。農中や信金中央金庫、地方銀行、生命保険、投資信託会社など、資金の出し手からみてコール・ローン、都市銀行など資金の取り手からみてコール・マネーとも呼ばれます。コール市場において、これらの仲介をする業者のことを短資会社といいます。また、コール取引には有担保と無担保のものがあります。1985年から導入された無担保コールのうち、翌日物のコールは日本銀行が金融調節の誘導対象としており、その政策スタンスを反映するものとして注目されています。