文字通り国の発行する債券で、信用度はすべての債券で最も高くなっています。毎年度、国会の議決を得た範囲内で、一般会計の財源調達のために発行されます。その発行目的が道路・港湾の整備、住宅建設など公共事業のためのものを建設国債、一般会計の赤字補てんのため発行されるものを特例国債(赤字国債)、国債整理基金特別会計が国債の償還財源を調達するために発行されるものを借換国債と呼んでいます。公募される国債の主なものとしては、超長期国債、長期国債、割引国債、中期国債、短期国債、政府短期証券があります。戦後、国債の発行が再開された当初は、国債の発行方式はシ団引受と資金運用部引受の2方式でした。その後、1978年度には中期国債の公募入札方式による発行が、1987年度には郵便貯金特別会計の金融自由化対策資金による引受けが、1988年度には郵便局窓口販売のための引受けが始まり、発行方式の多様化が進んでいます。